山下智久「FUTURE FANTASY」で感じたスーパーアイドルとは、ということ

 

 

2016年12月4日、代々木体育館で行われた山下智久さんのコンサート「FUTURE FANTASY」にお邪魔してきました。

最初はとても軽いノリだった。いつも一緒に現場に行く友達と「山P拝みたくない?」って話から、突発的に決めた山Pコン。山Pの顔が見たいとか知ってる曲数曲やってくれればいいなとか、本当に軽いノリ。

それがまさか、ここまで心に残るものになるなんて思いもしなかった。

 

NEWS時代に数回コンサートに行ったことはあるが、ソロになってからはカウコン以外で見るのは初めてだったと思う。だから私が見る山Pはいつもアイドルで、ジャニーズっぽいと形容される曲を歌って、ひたすらにキラキラを振りまいている人だった。

その前提があったからこそ、OPで早くも腰砕けになったのだろう。黒い衣装を纏ってサングラスをかけた〝帝王〟がそこにはいた。

OPから続くクラブ的楽曲。ひとまとめにするのが憚られるほど色んな表情を持った曲達を支配するようにステージに立つ山下智久

見たことのないかっこよすぎる山下智久を目の当たりにして、初っ端から私の脳みそは液状化して四方八方に飛び散っていった。立っていられたのが奇跡。腰を抜かすほどの美がそこに存在していた。

一人のアーティストだった。しかし、稀代のスーパーアイドルでもあった。

カウボーイの格好をして歩き回るかわいこちゃん、大きな風船に吊るされてふわふわと浮かぶ天使。

Jr.時代に披露していた曲や聞き覚えのある曲達を歌われた時には、我がジャニヲタ人生に一片の悔いなしと合掌していた気がする。

そして私が人生の半分以上をかけて生きてきたジャニヲタ人生で、数あるコンサート演出の頂点に君臨すると言っても過言ではない演出に出会ってしまった。

「Tokyo Sinfonietta」

もう最高。語彙力が家出した。どう言葉にしたらこの感情を伝えることができるのかわからない。私のレベルじゃその術を持ち合わせていない。最高。ほんとに最高。山P最高。

色々なグループの色々なレーザーゴリゴリの演出を見てきましたが、こんなにセンスを感じる光の使い方は見たことない!

全編に渡って照明の使い方の巧さはひしひしと感じていたのですが、Tokyo Sinfoniettaに関しては気持ち良すぎて失神するところだった。身体中が光と山Pの声と美しさに支配されて昇天致した。あの気持ち良さをもう一度体験できるなら何を犠牲にしてもいい。

しかも山P、これで終わらない。

コンサートの構成がかっこよすぎて痺れるだけじゃない。アイドルとして山P以上の人ってこの世にいないよね!って断言してもいいんじゃないか。今まで見た中で一番の☆スーパー☆アイドル☆だった。

そこに立っているだけで客が湧く。何もしていないのに、顔がこちらを向いただけでその方向にいる全ての観客が「ギャー!」「ピャーッ!」ってなるの初めて見た。

我々はよく「存在がファンサ」という言葉を使うけれど、その言葉は誇張でもなんでもなく山Pのためにある言葉だ。

ただそこにいるだけで、目なんて合わなくても顔がこちらを向いただけで、歓声が会場を揺らす。彼が手を振ったら無数のペンライトが物凄い勢いで波を打つ。

そんな人、見たことないよ。

存在そのものが凄いとしか言いようがないのに、彼の人格もまた、素晴らしいものだった。

口を開くたびにファンへの感謝を言葉にしてくれる。20年も芸能生活している人が、ファンが歓声を上げることに喜んでくれる。胸に手を当てて「俺、愛されてる」ってはにかんでくれる。

それまで山Pなんて何もしなくても金を生むことができる存在だと思っていたしファンへの感謝とか口にするタイプだなんて思っていなかったのだけど、今までの自分を殴った上で皆様に土下座します。

「みんながいるからここに立てる」ということを真摯に伝えてくれる。あんなに美しい人が、山Pが、それを心から言ってくれてるのが伝わってくる。

だからこそこんなに愛に溢れたコンサートになるんだろうなぁ。

20年間ずっと最前線で闘ってきた人の格というか、凄みというものが突き刺さった。スーパースターになるために生まれてきた人の生き様、ステージに立ってくれることの尊さを本当の意味で感じることができたように思う。

今の自担を愛しているし最高だと思っているけれど、これを見たらまだまだやれるぞ伸びしろあるぞ頑張れいつかこうなろう!と変な気持ちになった。山Pみたいに愛される人になってほしい。憧れの先輩に山PをあげるJr.の気持ちめっちゃわかる。

 

神に愛されたとしか思えない容姿をしていて、人間にも愛される人格を持つ山下智久はスーパーアイドル以外の何でもないだろ。スーパーアイドルっていうかスーパースターって言いたい。

 

これは余談なんですが、終わった後一緒に入った子と言葉はいらないって感じで幸せの溜め息だけで会話してたし、自担の写真見に行く筈が山Pの余韻が気持ち良すぎて雰囲気抜群なカフェでずっと余韻に浸ってたし、お酒大好きなのに山Pに酔いすぎて健全な時間に帰れたのも山P凄い。やばい。

 

痺れるほどかっこよくて、センスも良くて、なのにおちゃめで可愛い一面もあって、多幸感あふれる最高のコンサートをお届けしてくれた山Pに今世紀最大の賛辞を贈りたいと思います。

未だに余韻が引かないしカウコンで山P見たら我慢できなくてそのままFC入る気しかしない。

山下智久さん、ファンの皆様、そしてスタッフさん。(スタッフ様方に関してはあの気持ち良すぎるレーザー演出、急遽作成したステージ照明最高でした心から感謝)

お邪魔させていただけて超絶光栄でした!!!本当にありがとうございました!!!